« 逆転裁判二次創作など。 | トップページ | 『黒後家蜘蛛の会』モデルの6人 »

アシモフのSFミステリ

GoShuです。

昨日の記事、最後の文章のため『アシモフのミステリ世界』を本棚から引っ張り出してきたのですが、ついでにつまみ読みをしております。

ウェンデル・アース博士、いいなあ。

よくよく読んだら、アース博士登場作を含め、この作品集は倒叙形式が多いですね。犯人視点でなくとも、事件発生現場に居合わせるというのも多いですし、アシモフ好みの形式なんでしょうか。今ごろ気がつくとはなんたることだ。

『黒後家蜘蛛の会』にもSFミステリが何作かあります。

『欠けているもの』(第3集)、『かえりみすれば』(第3集)が純粋。

『地球が沈んで宵の明星が輝く』(第2集)、『終局的犯罪』(第2集)、『獣でなく人でなく』(第4集)が準SFミステリ、といったところでしょうか。

あれあれ、上記は私のわりと素直な印象だったんですが、よく考えたらあまり理論的ではないですね。『終局的犯罪』はわりと純粋SFミステリかなあ。導入がシャーロック・ホームズだからあまりその印象がなかったんですけど。

雰囲気としてはまだ『地球が沈んで宵の明星が輝く』のほうがSFミステリっぽいかなあ、という気がしていました。フレデリック・ダネイもボツにして、F&SFが初出でもあるし。

あまり初見の印象はあてになりませんね。

それはそれとして、小野堂さんと私の『黒後家蜘蛛の会』ベスト12は、たったの3作しか重複がないというのは以前書いた気がしますが、『欠けているもの』はその3作のうちに入っています。

やっぱりこの作品は素晴らしいと思いますね。一発で解決が分かる人もいるでしょうし、分かってもなんの不思議もないのですが、それでもやっぱり気がつかないです。『黒後家蜘蛛の会』では数少ない、解決で「あああっ!」と叫んだ作品。

謎は単純で、しかも盲点になる。

ある意味理想的なミステリではないかなあ、と私は思っていたりするのです。

|

« 逆転裁判二次創作など。 | トップページ | 『黒後家蜘蛛の会』モデルの6人 »

アイザック・アシモフ」カテゴリの記事

ミステリ」カテゴリの記事

黒後家蜘蛛の会」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1293148/33449002

この記事へのトラックバック一覧です: アシモフのSFミステリ:

« 逆転裁判二次創作など。 | トップページ | 『黒後家蜘蛛の会』モデルの6人 »