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黒後家蜘蛛の会贋作集日誌(21) 地球が沈んで宵の明星が輝く

GoShuです。

日付が変わって3日ぶりになってしまいました。

広報についていろいろ考えたりしてましたが、妙案は簡単には出てこないというところでしょうか。

コツコツやっていきたいと思います。

本日の表題作は私が『黒後家蜘蛛の会』で一番好きな作品です。

一つの事実が明らかになったら、今まで見えていたものがまったく変わって見える、というのがなんとも好きなんですねー。

それから、ラストの一言の鮮やかさもいいですね。

前記事で書いた、『Opus 200』(1979)に一編だけ収録されている黒後家ものも、この『地球が沈んで宵の明星が輝く』です。アシモフ本人も自信作だったのでしょう、おそらく。

この作品、いくつか「?」と思うところがありました。

******

「ジョンと呼んでもいいですか?」

「そう呼ばれても殴りはしません。(中略)ジャン、でお願いします」

ホルステッドはうなずいた。「(中略)ジャのほうはなんとかなりますがね、(中略)ジャ…ン」

******

これ、原文ではどう書いてあるんだろう、と思いました。ジャンはジョンのフランス語形なので、同じにしか書けないのでは、と。

で、今回原文に当たるとこうでした。

******

"Does it matter to you if I call you John?"

"I would not strike you, sir,(中略)Jean, please」

Halsted nodded.(中略)I can manage zh sound, but(中略)Zhohng."

******

はあ、"Does it matter to you if I call you John?"でしたか。

当たり前と言えば当たり前ですね。ゲストの名前はJean Servaisですが、Jeanのままで「ジョンと呼んでも…」と言っていると即断してしまっていました。

しかし、「ジャ…ン」が"Zhohng"なのは面白いと思いました。発音表記ですね。

もうひとつ疑問に思ったのが「キャンプ・バイィ」ですが、これは

Camp Bahyee

でした。

なるほど。

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