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黒後家蜘蛛の会贋作集日誌(44) 四月の月曜日

GoShuです。

表題は、まあ、日付が変わって月曜になったので。四月じゃないですけど。

さて、いろいろとやることがてんこ盛りなのですけど、「忙中閑あり」などとつぶやきつつ、

アガサ・クリスティー展

に行ったりしてました。

まあ、ミステリにおけるアシモフのアイドルだったということで。

同展では、若いころからの写真や、創作メモ、新聞記事、それから愛用のタイプライターなどが展示されていました。

クリスティーの写真としては、こちらにあるような、美しく気高い老婦人、といったものが広く流布していますが、実際の晩年の写真の多くは、なんというかもっと親しみやすい表情のものが多かったですね。(女性の容貌について云々するのは下郎の仕業で、たいへんあいすまぬところなのですが)

いくつかの写真は、映画やドラマで見たどの女優よりも、私が持っていたミス・マープルのイメージに近かったです。

そもそも、クリスティーのお祖母さんがマープルのモデルなのだから当然と言えば当然なのかもしれませんが。

今にも編み棒を振りながら、「おまえ、それが間違いなんですよ。人間なんて、本当のところはみんな似たり寄ったりなんです」と言いそうでした。

創作メモは、60年代以降、中期~後期にかけてのものが多く、私はそのほとんどが未読だったのが残念でした(不勉強の罰だ)。

ちょっとおもしろかったのが、創作メモの各行の先頭に、下のような変な形の記号が頻出していたこと。

Kigou

なんじゃこれ、と思ってよく読んだら、これは"P"なんですね。

つまりポワロを意味しているようなのです。

ポワロがどうするこうする、というときには、この一文字で済ませていたらしいですね。

会場には本人による「自伝」の朗読が流れたりしていて、なかなかに雰囲気のある展示会でした。

さて、展示会を見ていただけではなく、それなりに制作に関わる活動も本日はしておりました。

ミステリの守護聖人の一人の姿や声に接して、背筋を伸ばして進めていきたいと思います。

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